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F-2 事故原因

昨日、先月31日に名古屋飛行場にて離陸直後、墜落事故を起こしたF-2の事故原因が公表されました。

原因は、2個あるレート・ジャイロ(ピッチ&ロール)の配線ミスで反対に接続してあり、ピッチ・ジャイロの配線がロール信号入力へ、ロール・ジャイロ信号がピッチ信号入力へはいっていたとのことです。つまり、パイロットが操縦桿を操作し機首を上げたにもかかわらず、ピッチ・ジャイロからの信号が飛行制御CPへ伝わらず、操縦桿操作信号とジャイロ信号とがかみ合わず誤差が生じ、CPがエレベーターの上げ量が足らないと判断し、操作信号を出しエレベーターをさらに上げ続けた(さらに引き起こし操作をした)。パイロットが異常に気がつき、下げ操作をしたところ、CPがジャイロからの信号を関知出来ず、エレベーターの下げ量が足らないと判断し、エレベーターをさらに下げ操作をし、墜落したようです。配線ミスという初歩的なミスですが、私には下記のような疑問があります。

1.通常、パイロットは離陸滑走中、軽く操縦桿を押さえ機体が浮かないようにしている。この操作から、ピッチ・ジャイロからの信号がピッチ信号入力に来ているはず。だがCPへは信号が来ていない。CPは「操縦桿の下げ操作にもかかわらず、ピッチ・ジャイロから信号が来ていない。下げ操作量が足りない。エレベーターをもっと下げないといけない」と判断し、エレベーターの下げ操作信号を出すはず。ピッチ・ジャイロ配線とロール・ジャイロ配線が反対に付いていたのではなく、ピッチ・ジャイロ検知出力信号の配線が反対に付いていたらどうなんでしょうか?。パイロットが離陸滑走中、機体が浮かないように操縦桿を軽く押さえる操作をしていたら、CPは軽い上げ操作信号と受け取り、エレベーターを軽く上げようとし、通常より早く離陸してしまう。事故当時の映像を見ていたら、通常より早く機体が浮いたように見えましたが・・・

2.ピッチ・ジャイロとロール・ジャイロの配線が反対に接続されていたとのことですが、そうであればピッチ・ジャイロの信号がロール信号入力へ入ったはずで、CPはエルロン操作をしていないにもかかわらずロール信号入力があるので誤差を検知し、何らかのロール操作信号(エルロン操作信号)を出すはず。ですが、機体は事故当時ロールしている様子は見受けられませんでしたが・・・

上記のような観点から、私はロール・ジャイロとピッチ・ジャイロの配線を間違えて反対に付けたのではなく、ピッチ・ジャイロの検知出力信号の配線が反対に付けられたように思えます。

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